放浪者と青春

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コンナハズジャナカッタ。

 

事務所退所後、初めて彼のパフォーマンスを目の前で見た時「もう見に行く事はないだろうなあ」と思っていたのにどうしてこうなった。

 

 

 

 

 

 

あれからと言えばセットリストに入っていた楽曲にキレて(過去記事参考)、予約していたアルバムはキャンセルし、Twitterに流れてくる映像はちょこちょこ見て、それまで持っているアカウントのほとんどでフォローしていたSNSはどれも1つだけ残し後はしれっと解除し(何故1つだけ残したのかは分からない)、あーこいつ暇そうだなあと思っていたり(笑)。自粛期間を機に始まったNO GOOD TVは時々覗きに行ってるけど、配信ライブも見ず(ギリギリまで買うか迷った)、今年発売のアルバムは発売後に知る情弱ぶり。それなのに会員有効期限が切れる数時間前にファンクラブは更新。なんだこれ。

 

そういえば、映画出演決定おめでとうございます。更にそれとは別で映像作品への出演も決定しているそうで。私はてっきりもう演技はやらない(というか身分上プロデューサー側がオファーをかけにくくなっている)のかと思ってたからこの知らせはとても嬉しい。久々に俳優としての姿を見られるのが今から楽しみで仕方ない。MC中撮影が終わった方に関しては凄く話したそうにしていたけど公式で発表されるまでは頑張って我慢して下さい。

 

 

 

それにしてもNO GOOD TVって凄くいい動画チャンネルですね。個人的な話にはなるけどまず好きな顔が2つ並んでいるってだけで完璧。眼福。我ながら顔面の好みは分かりやすいなと思っています。

しかもあのチャンネル自体金儲けを目的としていない。金儲けを目的としている事が悪い訳では無いけれど(内容にもよるが基本的には稼げる所で稼いでいけと思っているタイプ)あの内容ならばむしろ収益化してくれ頼むからって思っちゃう。沢山の芸能人の方々が出演して下さっていたり企業様とのコラボレーション動画も多いのは何だか凄いね。まあ私は『動画を見る』という行為自体が苦手なもんでごく稀にしか見に行かないんですけど。

あの動画の持つ雰囲気自体長年の2人の関係性がある事が大前提ではあるけれど錦戸さんにしろ赤西さんにしろレギュラー出演者が2人揃ってバラエティ適性皆無なのにも関わらず、ふとした時の2人の言動に「やっぱりこの人達はテレビに育てられて来たんだなあ」と感じずにはいられなくてにんやりしちゃう。そういう所もいいんだよなあ。

素敵なコンテンツを提供して下さりありがとうございます。そして1周年おめでとうございます。無事に終着点が見えなくなっていますね(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

話がズレてきたから戻す。

どうしてもう見に行かないだろうなと思っていた人のコンサートを今回見に行こうと思ったんだろう?曲もほとんど知らないし情報も意識的には追っていないのに。何が私をそうさせた?

 

昨年からの新型コロナウイルス感染拡大の影響でコンサートや舞台などが開催規模の縮小、中止または延期等になってしまった事で私がコンサートに行く様になってから初めて長期的に行けなくなってしまったが故に鬱憤が溜まりとりあえず誰でもいいから今すぐ現場に行きたいと思ったから?

…それはないだろうな。まずなんでもかんでもコロナのせいにしちゃいけないし私ならコロナがなくても何かきっかけがあれば行くと思う。あと誰でもいいは有り得ない。誰でも良くない。

NO GOOD TVという多幸感コンテンツがあるおかげで地上波に出なくとも私がずっと好きだった錦戸亮の姿が割と頻繁に見られるから?

…あるかもしれない。でもそれなら錦戸亮のコンサートではなく赤西仁のコンサート、もしくは2人のコンサートを見に行きたいと思うのでは?

(でもこれは実際に思っている。今後赤西や2人がどこかのタイミングでコンサートをやると言ったら恐らく行く。)

(新型コロナウイルス感染拡大の影響で座席数は減らしているが)独立後初めて行ったツアーよりも今回のツアーの方が会場の規模が大きかったから今の彼がそれだけの箱を用意出来るとは一体どんなもんなんだ?と偵察に行こうと思ったから?

今の所これが1番しっくり来ているのかも知れない。でも実際の所私はライブハウスとホールのどちらが規模が大きいのかは分かっていない。ホールの方が大きいよね?埋まるの?大丈夫?というスタンスで申し込んだんだと思う。多分。

 

 

口では「もう降りた」「興味ない」と言っておきながらなんだかんだ未だに何をしてるのか気にしてるんだと思う。じゃなければ情報が自分の耳に届く事がなければ興味を示してわざわざコンサートにまで足を運ぶ事はしないと思う。

彼に対しての私の感情は別れた後も元カレのことが忘れられない未練タラタラ女と一緒だと思う。まあ彼は元アイドルの現シンガーソングライター?俳優?なのか?今の肩書きはいまいちよく分からないが私は一方的に彼の事を知っているただのヲタクでしかない。そんなもん。気持ち悪い。

 

 

 

 

公演に関しては純粋に良かった。楽しかった。

まだツアーは途中の為、細かい中身の話には触れないようにするが今回は1月に発売されたアルバム「note」を引っ提げてのライブツアーとなったがいかにも錦戸亮らしい表現を存分に楽しめた約2時間だったと思っている。放浪者の長く終わらない旅路を見ているような感覚に近かった。

個人的に好きだったのは(恐らく)イヤモニの調子が悪くて間奏の所で一瞬ギターを弾くのを辞め、ステージ端にいるスタッフさんに指で上を指し指示をしていた所です。こういう仕事人の姿を見るのはどのアイドルでも好きなんですよ。でもこれは中身の話ですね。すみません。でもこれだけは言いたかった。

過去記事であれだけキレ散らかしていた楽曲だって今回は純粋に楽しめる様になっていた。やっぱり時間が解決させる事って多いね。そんな私が怖い。でもそれだけ前に進めているということなのかもしれない、全てが。

ただ、独立後の楽曲をほとんど知らないからかイマイチ乗り切れない部分が少しあった。これは完全に私の勉強不足。とはいえこの曲いいなあと思う楽曲は沢山あったからこれからアルバムを手に入れてあまり追ってなかった時期の穴を埋めようと思う。私は事前予習を入念に行った上で現場に行くのが向いているんだなと再確認した。

 

確かこれは独立後すぐの公演でも同じ事を思ったけどちょっとした歌い方や立ち姿、弾き方等のクセが昔から何1つとして変わってない姿に改めて安心したしやっぱり好きだなあ、と思った。だから未だに元カレを忘れられない未練タラタラ女みたいな状態になってんだよお前。

まあそもそも人間が1年そこらで別人だと思ってしまうくらいに変わってしまう事の方が稀だけど。変わられても困る。

幾ら事務所を辞め、肩書きが変わろうとやっぱり私にとっての青春は錦戸亮ただ1人なんだな、と。こればかりは何者にも変えられないんだよなあ。

 

 

 

 

 

彼が独立した後に新しくファンになった方がどれだけ存在しているのかは分からない。知らない。それに私は公式から退所が発表された時から今も尚、わざわざ彼が事務所を辞めてまでしたかった事が何だったのかが未だに分からない。ジャニーズ事務所は何でもできる、出来ない事はない事務所だと思っているから尚更その答えだけは見つからない。

でも、彼が着実に前に進み続けている事はあの頃だって私なりには理解していたつもりだし、今回久しぶりに足を運んでみて自分の肌で体感した約2時間の公演の中でもそれは改めて感じた。それは事実。そして、何よりも彼が今自分の居る場所が純粋に「楽しい」と思える場所であれば、そんな彼を見に来た人達が幸福に包まれるのであればそれでいいのかもしれない、と思える様になれただけあの頃より冷静に彼の事を見れる様になっているんだと思う。みんな元気にやってんならそれでいいよ。

(でも私は彼の前世の頃のグッズを持って会場に来ている人は未だに理解できない。私は事務所退所と同時にアイドル・錦戸亮は死に、それと引き換えにシンガーソングライター・錦戸亮が生まれたと思っているからそこの線引きはヲタク側もするべきだと思っている。だからこそそういう人を見ると「許せない!!」って私の中の菊池風磨が叫んでる。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それがファンと仁とのEternalだし。

(絶対シメはこれじゃない)(1度くらい言いたかったのよ)